ぱぱぱ猫の日常~不思議な旦ちゃん&駅長猫コトラ~-2010010300370000.jpg

あ、写真送るの忘れてたわ
ご、ごめんやで~
あんな、わし、人形になってんで~( ̄^ ̄)
それもホトフと一緒にや!
手作りやからな、見えてるだけの限定やで~

明日も寒そうやから、暖かくしてきてや!

大好評やったら、大増産するかもよ(笑)

ん?わしか?
駅舎で湯タンポと一緒に、当直やねん
駅長やから、みんなが朝出勤してくるまで、ちゃんと待ってるで~( ̄^ ̄)

26日に川崎市立青少年科学館へ行った。
あるプラネタリウムを見るためや。


そのプラネタリウムは『メガスターⅡ』
従来のプラネタリウムは3万個の星が見えるんやけど、メガスターⅡはなんと410万個の星が見える。
天の川や昴がきちんと星で見ることができるすごいプラネタリウムや。
以前N○Kでその作者の人の番組をやっていて、旦ちゃんと二人で関東へ行ったらぜひ立ち寄ろうと言っていた。


先週行ったときには、川崎市立と聞いて川崎駅へ行ったら、ぜんぜん違う場所で、見に行ったら次の予定に間に合わず、泣く泣くあきらめて帰ったから、今回はぜひ立ち寄りたかった。
ものすごく楽しみにしていた。


今回は車ということで、何とか立ち寄れそうだった。
青少年科学館へ着いて、15:00最終回のチケットを買い、少し待ち時間があったので周りをうろうろ。
なんだか、SLとか旧客などが置いてあって、旦ちゃんわくわく(笑)


まぁ、15:00少し前になり、開館したので中へ入る。
プラネタリウムの中央には従来のプラネタリウムの機械のそばに『メガスターⅡ』が鎮座ましましている。
あぁ、やっと見れるんだぁ、などと感動しつつ開演時間を待つぱぱぱ猫。


ようやくプラネタリウムが上演され始めた。
今回のお題は『星空はなぜ暗いのか?』というものだった。
川崎市の日の入りの後、徐々に暗くなる会場。


この季節にはお約束の冬の大三角の話が流れてきた。


・・・ZZZzzz


ここからはほとんど記憶がない!!!(笑)

ここからは旦ちゃんの話から・・・

日の入りのあと、川崎の22:00ごろの夜空が広がるころ。
ナレーターのお姉さんがこうつぶやく。


「そろそろ皆さんお休みの時間になってまいりました・・・」

そのとき


「ふんごっ」


そうです。ぱぱぱ猫のいびきが会場に響き渡りました(^^;;;
だんなは慌ててぱぱぱ猫を起こしました。
なんてタイミングでいびきやねん!!!!
そう、プラネタリウムが終わってからげらげら笑われました。


そうです。
ぱぱぱ猫は、川崎くんだりまでわざわざ見に行ったプラネタリウムの45分中30分は夢の中でした。
何度も何度も起こされた上に、何度も何度も寝てしまい、ほとんどメガスターの星空を見ることはできませんでした。(T-T)


あんなに楽しみにしてたのに・・・
わざわざ、東京都内を抜け、走り回ってたどり着いたのに・・・
(`ヘ´)


旦ちゃんいわく、『ほんまに絶妙なタイミングのいびきやったわ。計算してもできへんわ、あんなん』
私はそんなことより、あの空白の30分を取り戻したいわい!!
まぁ、ぱぱぱ猫が悪いねんけどな。
あぁ、恥ずかしかった。

昨夜、19:30の時点での現在地は小田原。
もちろん1号線経由で岡山を目指さねばならない。


ようやく1号線に出た。
小田原を越えるとその先は箱根峠。
いわずと知れた温泉街や。


閑静な温泉街を眺めつつ、爆音ジムニはひた走る。
うるさいなんてもんじゃない。
爆音や。
バリバリバリバリ・・・・
そら、制音装置が根こそぎもげたんやから、しょうがない。
とにかく温泉街を早く抜けたい・・・


が・・・
マフラーが抜けて、ちっとも坂を登らない。
なんだか、どんどん速度は遅くなり、結局一番きついところでは時速10kmまで落ちる始末。
音だけは速そうなんやけど(笑)


天下の箱根峠。
なかなか抜けられない。
行けども行けども上り坂。
とにかく峠を越したいと走るジムニに次なる追っ手が・・・


路面が凍結し始めた。
東京地方はこの日とても寒く、都内まで雪が積もっていた。
箱根もご多分に漏れず、雪景色。
まぁ、除雪してるから大丈夫やろうとタカをくくっていたら、ジムニが進まない。
思ったより時間がかかってる。


そう思ううちにどんどん凍結が始まり、日陰は完全に凍っているようだ。
『4年も動かしてなかったんだから』当然タイヤはカチカチになっている。


そこはそれ、雪国で鍛えた旦ちゃんのテクニックで何とかなったが・・・
今度はガソリンが残り半分に近づいてきた!!!


ジムニは線路を走る装置をつけるためにガソリンタンクが削られている(笑)
つまり、普通よりもちょっとしか入らない。<<あたりまえやね。
さらに、ものすごくその装置が重いので、燃費は6km/l程度らしい。


ガソリンの残量計の上には『半分をきったら給油すること!!』と書かれている。
まぁ、峠を降りたら開いているだろうと思いつつ、峠を走る。


ない!
ガソリンスタンドがないのだ。

そうか。
温泉街のガソリンスタンドだから、閉店時間が早いんや。


・・・低燃費走行を心がけつつ、何とかガソリンスタンドまでたどり着いた。
箱根を越えたあたりから、ジムニが抵抗を止めたのか、元の古巣へ帰れないことを悟ったのか、すっかりしょげてしまっていい子に走っている(笑)
あんなに暴れんでもええのになぁ。


そんなこんなでなんとか磐田を通過したのが23:00過ぎ。
1号線をひた走り、ようやく関西まできたのが朝4時くらいだったかな。
宝塚のパーキングで仮眠を取れたのがようやく6時前。


何とか帰ってきたようです。
岡山に着いたのは12:30くらいだったかな。
爆音ジムニは再び線路上で遊ばれることになりました。


吉ヶ原の線路の上を楽しそうに走る怪しい人影。
そしてジムニ。


あれだけ駄々こねたのに、線路の上ではおとなしいもんや。
いい子に走っとる。
ようやく、自分が来た訳がわかったのかな?
心配せんでも大事に乗ってあげるからな。


そして、我が家にジムニがきた。
修理工場へ即効入れたけど(笑)


もうすぐ晴れて我が家へくるジムニ。
次は、一緒にどこいこか?
今度はコトラも乗せたってな。

先週初めて会ったジムニが我が家にくることになった。
再び上京し、東京から広島まで自走して帰ることになった。


朝10:00の約束だったが、先方がお忙しいようで、11:30になった。
先方の社長と専務がじきじきに越ケ谷駅まで迎えにきてくださった。
ジムニの待つ車両基地へ向かう。


この日はとても寒くて、東京に着くと銀世界だった。
ジムニにも雪が積もっている。
その前に・・・
かぎが見つからない(笑)

なんとなく前途多難な気になりつつも、何とかその場を離れたのが12:30分。

窓から笑顔で手を振る二人。
門を出ようとハンドルを切ると、「キュルキュルキュル」
異音がする(^^;;;
しょうがないので、何事もなかったような顔をしてお別れした。


ジムニのいた場所から1キロも行かないところでガソリンを給油する。
給油後、発車しようと思ったら・・・
エンジンがかからない。
バッテリーが死にました(^^;)


まぁ、これくらいは予想の範囲内。
4年も動かしてなかったんだからと、新品のバッテリーに交換し、ガソリンスタンドを後にする。


その後地道を走る。お目当ての川崎市立青少年科学館に行くために、とりあえず地道を走りながら越ケ谷から川崎へ。
なんとか、目的地へ着いたので、お目当てのプラネタリウムへ。


プラネタリウムを堪能したかどうかは別の日の日記に書くとして(笑)、この先とりあえず岡山まで走る予定だ。
距離にして約800kmある。


先を急ぐ二人はこの先にある東名高速に乗っていこうかと。
さっきのキュルキュルがひどくなってきた。
どうするだんちゃん?
そう思いつつも、先を急ぐ二人は吸い込まれるように東名高速へ・・・


しばらく走るとあの音はますますひどくなり、大丈夫なのか?と思っていたんやけど、何とか先に進むジムニ。

マフラーに穴があいたのね。(^^;;;


『まぁ、4年も置いておいたんやから、このくらいはしょうがないやろ』

まぁ、そうかもな。
走ることには支障はないので(ほんとはあかんけど)そのまま高速を走りつづける。

穴があいてからしばらく走っていると、マフラーの音と違ってさっきよりもひどくなったキュルキュル音。
『音がひどくなってきたなぁ』

そんなことを言ってたら、『排気異常ランプ』が点灯!!


まずい!
すぐに、高速を小田原あたりで降りることにした。
高速を降りて修理工場を探す。
近くにあるらしいので、そこまで行ってみることに。
時間はすでに17:50。
そろそろ店が閉店する時間や。
間に合うのか?


何とか何軒かディーラーを回り、ようやくスズキのディーラーで見てもらう。
Vベルトがちびてました。
ゴムが硬化してて硬くなって滑っているらしい。
・・・寿命や。
どうすることもできず、とりあえず広島まで帰るからと帰りたそうな修理工のお兄さんたちに無理やり何とか張りなおしをしてもらった。
『まぁ、4年も置いておいたんやから、このくらいはしょうがないやろ』


・・・さっきもそのせりふを聞いたような気がします。(笑)


何とか仮修理を終え、一路一号線へ向かう。
が・・・
マフラーに穴があいたらしい(^^;;;

それもさっきよりは大きな音になってきた。


ぼぼぼぼぼぼぼ・・・・

まるでヤン車のような音がする。
マフラーが抜けたらしい。(笑)
ま、何とか走れるとバイパス走行をするジムニ。


10分も走っただろうか?
突然ガラガラと言う大音響とともにマフラーがバイパス上に火花を散らせながらばらまかれた…

腐ってもげた。


非常停止帯へ緊急停車し、道路公団さまへお電話をする。
15分ぐらい待ったろうか?
JHの方がなにやら時折とまりながら近づいてくる。
ジムニの後ろで停車し、近づいてくる手には腐ってもげたマフラーが・・・(笑)


『広島まで帰るんです。』
『えぇ!?』

そんな会話も楽しみつつ、もげたマフラーを土産に一路とりあえず岡山を目指す。
このときすでに19:30を過ぎようとしていた…


残り、800km。
ほとんど進んでないやん(笑)


その2へ続く・・・

今日はいよいよ広島へ帰る日や。
関東へきたので、成田ゆめ牧場に足を伸ばすことになった。


別に、牛を見にきたわけとちやう。
旦ちゃん、昔から自作でSLを作って走らせている『羅須地人鉄道協会』さんのところに行きたいらしい。
やっぱり線路からは離れない。


とことこと牛乳のタンクを乗せたトロッコ列車が牧場を走る。
同行したカメラマンとうちの旦ちゃんはトロッコ列車に夢中や。
ぱぱぱ猫はというと、ソーセージやアイスクリームに夢中だったが・・・(笑)


そろそろ帰らねばならない。
帰りの列車はやはり19:00東京駅発「あさかぜ」
今月でなくなるらしい。
ぱぱぱ猫も何度も乗った思い出の列車なので、ちょっと寂しいと思いつつ、寝台列車やから、朝ちゃんと帰れるから好きだった列車。
現在地は千葉。
結構時間もかかった。
なのに・・・


『鹿島鉄道』というのに乗りにいくことになったらしい。
ぱぱぱ猫にはそれがどこかもわからないが、かなりの距離がありそう。
とりあえず、ゆめ牧場から最寄の『滑河駅』へむかい、乗り継ぎするらしい。


列車がきたので、言われるがままに乗り込んだ。
同行のカメラマンと旦ちゃんの会話を聞いてみると、どうやら、途中の駅でバスに乗り換えた方が近いとのこと。
『で、バスの時刻はわかるの?』
と聞いてみると、案の定わからないらしい。まぁ、ここまではいつものことや。
『じゃぁ、鹿島鉄道の時刻はわかってるんよね?』
『・・・』


わからんらしい。

始まった。出たとこ勝負のぶっつけ本番旅行の開始や。
とりあえず『潮来(いたこ)駅』というところが地図上では一番鹿島鉄道に近そうらしいので、そこで降りることにした。
電車を降りると、とりあえずバス停を探す。
JRの潮来駅から鹿島鉄道の『玉造駅』というところまでバスが走っているらしい。
時刻を確認して・・・
約30分後にバスが来そうだ。


いつ着くかとりあえずバス会社に問い合わせてみた。
到着時刻はなんと、鹿島鉄道の発車時刻に3分間に合わない・・・
タクシーが止まっているので、いくらくらいかかるのか聞いてみたら、8000円くらいかかるとのこと。
バスなら、一人1000円くらいですみそう。
まぁ、間に合わないからやめるだろうと思っていたら、なんと・・・


『多分ローカルのバスだから、何分か前に駅に着くはず。』

『で、間に合わんかったら、どうなるの?』

『広島に帰れないなぁ』


・・・いやいや、明日、私は打ち合わせがあるんやけど。
あんたも会社があるはずよね?
時刻表上で間に合わないなら、あきらめませんか?ふつう・・・
そんな不安なぱぱぱ猫にお構いなく、3人はバス停でしばし待つ。


が、発車時刻になってもバスがこない。
5分ほど延着したバスにようやく乗り込んだ3人。
玉造駅までのバス停は数にして優に60を超える。
時間にしたら、約1時間30分。
到着時刻ははじめから3分遅い上に、潮来駅で5分送れている。
明らかに絶望的や。
帰られへん。
そう思って旦ちゃんをふと見ると、わくわくしている。
わくわくしてる場合とちやうと思うけど・・・(笑)


あきらめと絶望の中で、まぁ、しょうがないかと思っていたら、すっかり寝てた。(笑)
ぱぱぱ猫ものんきなもんだ。


列車の発車時刻まであと5分。
どう考えても間に合いそうになかったが、なんと!!!
運転手さんがちゃんと承知していて、時刻表上では間に合わなかったけど、間に合うように走ってくれているらしい。
(これはあとから同乗していたおばあちゃんに聞いた話)


残り3分くらいで玉造駅に到着。
何とか鹿島鉄道に乗り込んだ。


お目当てだった古い気動車は第2日曜日に運転されているらしく、乗ることはできなかったが終点の駅でちゃんと見ることができた。
この気動車、ちなみにぱぱぱ猫の通っている柵原ふれあい高山公園にいる気動車と同じ型のもの。
なんとなく親近感が沸く。


鹿島鉄道から何とか特急に乗り換えることができ、残り30分で東京駅に無事着いた。
なんとか、あさかぜに間に合った。


それでも・・・
なんで、間に合うわけがないバスに乗るんやろうか?
結果、間に合ったからいいようなものの、帰られへんかったら、どないするつもりやったんやろ?
そんなことを考えつつ、途中の上野駅で買った駅弁をほおばり、満足して寝てしまった。
ほんとにもう、旦ちゃんやねんから・・・

夕べ、あさかぜに乗った。
朝、東京駅についた。


何で、東京に来たかというと・・・
旦ちゃんが軌陸車を見つけたからだ。
軌陸車は線路の上も普通の道もどっちも走れる車のことや。
お友達のうさぎさんがこれも軌陸のダンプを先日購入したんやけど、その購入先の会社が持っていたのが件のジムニ。


埼玉の越ケ谷にある事務所にはたくさんの保線車両が置いてあった。
もちろん一番前にジムニ君がうちらを待っている。


「おまえら誰やねん」とでも言わんばかりの表情でたたずむジムニ。
社員の方と専務さんが、詳しく説明してくださった。

「ほんとは特殊装備をはずして売ってしまおうとも思ったのですが・・・
このままの状態で乗っていただける方へなら、喜んで手放します。」


あ、あかん。
だんちゃん、買ってしまいそう。


「そうですか。ぜひ、購入させてください。」

・・・あ~あ。買うてもうた。
で、一体全体、どこに置くのん?
アルトもおるし、実家にはミラも折るやん。
車検がないって言ってるで。
走られへんし。


むぅ、今日のところは車検がなく、乗って帰れそうにないな。
そういいながら、その会社まで移動する。


専務さんは地質学の専門家で、どこに線路を轢くのか決めていく仕事をされているらしい。
とても紳士的な方で、親切にしてくださいました。
会社へ着くと、いろいろお話していただいた。
軌陸車や保線車両のパンフレット、カレンダーなどを頂き、帰ることにした。


あ~ぁ。もう引き返されへんで。(笑)
ジムニが我が家にやってくる日も近いようや。
どうなることやら。

昨日スキーへ行った。
広島はスキー場が近くて便利やな。
1時間ちょっとですぐゲレンデ・・・


なのに、うちのシェアメイトときたら、広島の『県民の森』へ行きたいという。
岡山まであともうちょっとの距離や。(嘲笑)
そば好きのぱぱぱ猫たちは、帰りに『亀嵩(かめだけ)駅』の駅そばを食べによることにして、『県民の森』へ行くことに・・・


スキーは順調。
思ったより雪質がよく、さすが天然雪!!といいつつ、ひたすら滑る。
大きな怪我はなく、一番痛かったのはリフトに乗るときに座席にぶつかったふくらはぎと、油断してて平坦なところで、何もない場所でもんどりうって転倒した太ももくらい。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


2時過ぎ。休憩に寄ったレストハウスで3時30くらいには引き上げようと話すが、初めてのスキーで時間が勿体無いシェアメイトはぎりぎりまで滑りたい・・・


結局、ぎりぎりまで滑り、一路亀嵩へ・・・
車中、『あぁ、そば食いたい!』『今日は何にしよか』と興奮気味の旦ちゃんにつられ、すっかりそばモードのシェアメイト。
ぱぱぱ猫もそばは大好きやから、そら期待しとるけど・・・


ぱぱぱ猫はなんとなく予感はしてた。
時間も遅い。到着時刻は17:30過ぎ。
・・・近寄ると明かりが消えている。


あぁ、やっぱり。

間にあわんかった・・・(;_;)ウルウル
ここまで来るのに遠いから、広島市内からはなかなか来れんのに・・・
悲しみに暮れて駅のホームにたたずむ3人.。


『このええ駅で食うそばはうまかったやろうなぁ。』

・・・
思わず

「誰ですか?ぎりぎりまで滑ると言ったのは!!!!!!!!」

「σ("ε";) ボクです」

そうですね。
(;"ε")σ アナタです。
そのとおりです(嘲笑)


そのあと、そばモード全開の3人は一路広島へ・・・
そんな空気を感じたのか、帰り道に昔行ったことのある蕎麦屋を探してくれる旦ちゃん。

が・・・
既に時刻は18:30。
日曜に片田舎の飲食店が開いているわけもなく・・・
2件目の蕎麦屋にもふられて・・・

すごすご一路広島へ・・・

早く峠を越えないと、あしたまでに広島へ帰れません。
腹をすかした3人は凍結する国道をひた走って広島へ帰り着きました。
結局空腹に耐え切れず、とんかつを貪り食ったのでありました。


一番痛かったのは『亀嵩のそば、おあずけ』でした。

ほんま、旦ちゃんお疲れ様。
今日はバレタ何とかの日やから、御礼にチョコレートあげませう。☆チュ(^・^*)

コトラが、うちのそばで寝ている。


今日はいびきをかいている(^^;;;
『すぴー、ごー・・・』
お前は、人間か!?


そういえばこの前は、寝言を言ってた・・・


『ふにゅるるるるぅ~~~~』

『みぎゃ?みぎぎぎ・・』

『ふしゅぅ・・・ふにゃにゃにゃ~~~~』

『にゅ~~~~にゅ?ふぎぎぎぎぎ!!!!!』


明らかに、夢を見ているみたいや。
お前、ほんま、人間みたいやわ(笑)
猫でも、寝言言うねんなぁ・・・


その晩、そんなことを旦那に話した。
すると旦那が一言。
『お前、そっくり(爆笑)。飼い主に似るねんなぁ』


ヾ(・・;)ォィォィ
どういう意味やねん!
って、弁解する余地のないぱぱぱ猫はそんな自分がかわいそうになった(笑)

今日は火曜日や。
ようやく外の仕事が夏休みに入ったので,家ですごすことになってん。


同居人とおやつに『でっかいプリン』を食べていたときのこと。
遠くで『・・・・~~~~』


何か聞こえるねん。
大型ゴミが有料になったから、まわってくる無料回収車かと思って耳をすます。


すると・・・
な、なんと『わらびー餅』!!!!!!!!!


ぱぱぱ猫は『ワラビ餅やで。』と叫んで財布を捜す。
同居人は「でも、今プリン食べてるやん?」と、ぱぱぱ猫を諭す。


でもぱぱぱ猫はそんなこと聞いちゃいねぇ(笑)
そやかてな、わらび餅やで。
それも、回ってくるやつや。


『わらびもちーーーーーーー』
と叫んで階段を駆け下り、外へ出ると遠ざかるわらび餅屋。
あかん、間に合わんか!?


すると、前のおばちゃんも出てきて、私も買うわ、といった。
これは買わねばならんやろ。


一生懸命走って手を振ってみるぱぱぱ猫。
すると、走り去ってしまいそうな軽トラックはぱぱぱ猫に気づいたのかバックで戻ってきてくれた。


『おじちゃん、わらび餅頂戴。』
大きいのと小さいのとあるよ、といってくれたので、大きいのと小さいのと買うことにした。


水から引き上げたわらび餅をな、きな粉の中でまぶしてな。
プラスチックのパックいっぱい入れてくれるねん。
それも、パックに山盛りや。


『いっつも来てのん?(来られるんですか?)初めて回ってきはったん?』
と、ぱぱぱ猫がたずねると、『このへんには毎週火曜日に回ってくるのよ』と売り子のおばあちゃんが言う。
今まで火曜日は仕事に出てたから、あわれへんかったのね。


そんなことを話しているとおじちゃんが楊枝に刺したわらび餅を差し出してくれた。
もちろん食べてみた。めっちゃおいしい!!!
『うわぁ、おいしいわぁ。よかった、走ってきて。』


そういうと、おじちゃんが楊枝に刺したわらび餅を再び差し出す。
もちろんありがたく頂く。

『昔、最中の舟に乗ったやつ、買って食べました。』そうぱぱぱ猫が言うと、おばあちゃんが『昔は最中だったんだけど、今はパックにしてるの。わらび餅はおんなじよ』と話してくれた。
すると、おじちゃんが楊枝に刺したわらび餅をまたくれる。


・・・もちろん、躊躇なく頂く(笑)
結局、買って帰るまでに10個くらいは頂いたろうか。


ひとつは旦ちゃんのためにきな粉をまぶさずに別にしてくれた。


買ったわらび餅をもって、わくわく帰ってきたら、同居人がプリンを食べ終えたところだった。


さぁ、わらび餅を食べようとテーブルを見ると、さっき食べかけたプリンの上にスプーンが刺さっている。
『わらび餅って聞いたとたんにプリンにスプーンを突き立てて走っていくのはどないやねん。ちゅうかぷりんはどうするねんな?』と同居人がぱぱぱ猫に聞く。


『もちろんどっちも食べるで』

そういった手前、あの『どでかいプリン』もたんとあるわらび餅も食べねばならん。
プリンを食べて腹いっぱいだと嫌がる同居人に、無理やり3分の1パックを食べさせ、ぱぱぱ猫も残りの3分の2パックを完食。


『あぁ。おいしかった』と、ちょっと意地を張って言うと、同居人が、
『わけわからん。』


なんで?と聞くと、こう答えた。

『プリンがあるねんから、なんで我慢できへんか?』

腹を抱えて笑い出した。

だってなぁ。
わらび餅は大イベントよなぁ。
めったに会えるもんとちゃうし。
スーパーのとは訳がちゃうし。


旦ちゃんにその話をすると、『俺も走っていくやろ。』と同意してくれた。
それにも同居人は呆れ顔。

よかった、旦ちゃんがわかってくれて。

まぁええわ。とにかくぱぱぱ猫たちにはわらび餅は欠かせないのだ。
あぁ、おいしかった。